井上工業の主な事業
主な事業は「配水小管布設替工事」の施工管理および施工を行っています。
配水管布設替工事とは、聞きなれない方も多いかと思いますが、道路の下に埋まっている老朽化した水道管を新しいものに取り替える重要な工事です。水道管の水漏れや破裂などの事故を防ぐだけでなく、安心安全な水道水を災害発生時にも提供出来るよう日々、多くの工事を行っています。

水道管工事とは
公道に埋設されている水道局所有の鋳鉄管を撤去し、耐震性に優れたダクタイル鋳鉄管に取り替える工事や私道内に承諾をいただき水道管を新しく布設する工事を行っています。対象となる水道管を取り換えるために、主に上部の道路や地面を直接掘削する開削工法で行うため、通行人や近隣住民への配慮が必要となります。工事現場周辺の地域への影響を最小限に抑えるために決められた時間の中でミスなく正確に実施することが最重要になります。
施工管理会社として入る現場が主となりますが、実際の施工を自社で実施する現場もあります。どちらの事業においても、蛇口をひねれば水が出る「あたりまえ」を守ることにつながる仕事です。

元請け会社としての施工管理
私たちが行う業務のほとんどは行政や東京都水道局からの依頼となります。井上工業は70年の歴史で培った信頼関係もあり、多くの水道工事の元請けとして仕事をいただいています。施工管理会社として担う現場は比較的規模が大きい現場となり、ご依頼主だけでなく、現場で工事を行う下請け会社や近隣住民の皆さまなど、関連者も多くなるため、関係各所とのコミュニケーションを取った上でスムーズに工事が行う事ができるように導く役割を担っています。

地元企業だからこその強み
私たちが仕事をいただく現場は武蔵野市・三鷹市・調布市・狛江市などの近隣地域となります。地元の企業が地元の工事を行う強みとしては、素早い対応が求められるケースにもしっかり対応できることです。施工自体に問題がなかったとしても、工事後に何かが起きた時は、地元の会社だからこそ早く対応することができます。地域の緊急漏水修繕を担う会社は2025年8月現在で7社、その中の1社として名を連ねている責任と誇りを持って地域社会を守っています。
70年以上培った信頼をこの先も
武蔵野市指定水道工事店の指定番号第1号から始まった私たちの事業。最近の実績を振り返っても約8割が官公庁から依頼された仕事になります。今まで培った信頼関係を基盤としながらも、新しい技術など、取り入れるべきものをしっかり取り入れながら企業として成長していきたいと考えています。
